(簡単)バイクのユーザー車検に行ってきた
本日東京は雪が降ってます。
いつも散歩に付き合ってもらってる愛車にも薄っすら積雪(ごめん、シートカバー掛け忘れた)
さて、おとといですが、ユーザー車検に行ってきました。
知ってる人からしたら、だから何?的な話題ですが、このブログの趣旨は「AIR/まごごろを君に」ですから、一応参考になればと思い雑ですが、書いときます。
(あぁ、公開からもう20年経つのか!?時の流れ早っ怖っ)
自動車や250cc以上の二輪車には車検という制度があります。
これが、二年周期で訪れるという法則があり、
その結果札束が飛びまくるという事案が発生します。
大体の方は、ディーラーや、整備工場で、
「おい、もっと安くなんねーのかよ!?」
と嘆き叫びますよね。
しかし、この車検の前にユーザーという横文字が付くことで、なんと、割安で車検をパスできるのです。
ユーザー、それはつまり業者ではない、一般人のことを指すようです。
※ユーザー車検とは
持ち主が車両を車検場に持ち込み、各種複雑な行政手続きを行い、泣く子も黙る鬼のような検査員に特殊な棒や器具で車両をフルボッコにされながら、「なんとか、そこをなんとかぁぁぁぁぁあ」とのたうち回る難攻不落の鬼畜ゲームのことである。
だから、僕は怖いもの見たさに行くことにしました。
まず、このサイトで決闘の日を予約します。
https://www.yoyaku.naltec.go.jp/pc/reservationTop.do
そして、いよいよ当日です。
ステータス
無所属新人
レベル5
HP40
MP20
ちから 持て余し中
ぼうぎょ 細身
すばやさ 自信あり
たいりょく わりと長持ち
こうげきりょく 非暴力主義
ぼうぎょ 打たれ弱い
どうぐ
・印鑑
・車検証
・自動車税納税証明書
・自賠責保険加入証書
澄み渡る空、まさに嵐の前の静けさです。
関東〇〇とか東京〇〇とか〇〇事務所とか、すでに物々しい雰囲気です。
チームや組を彷彿とさせます。
負けるもんか!
プライバシーの問題、行政的な問題で写真は少な目です。
まず、入るとどこに行けば良いのかわかりません。
とりあえず左に建物があるので入りました。
入ると、すぐに、
「ユーザー車検ですね?^ ^」とにこやかに話しかけられました。
あぁ、そうだ、ここは日本だ
ガチムチのマッチョが高圧的な態度で挑んてくるUSAじゃなかった。
んで、渡されたのがこれ
え、やだ//
すごくわかりやすい!
まず、この時点で自賠責保険が期限間近なため、再度新しく加入する必要があります。
一度車検場から出て目の前のこちらに
ここで、自賠責保険に加入したいと言えばOKです。
13000円ほどを支払います。
再度車検場に戻り、最初に行った隣の建物に行きます。
ここで、納税と検査料を支払います、6000円ちょい。
はい、かかるお金はこれだけです。
安っ!!
そうなんです、こんなもんです。
自動車は車両によりますが、もっと高くなります。
そして、また最初の建物に戻り、頂いた書類に必要事項を記入します。
大丈夫です、お手本もあります。簡単です。
アレルギー反応が出掛かりましたが、乗り切りました。
それを受付に提出するだけです。
この時嬉しかった?凄いなと感じたのが、
受付の方が「ZL400、、、懐かしいなぁ」
と、車体名ではなく、型式番号を読み上げただけで、何のバイクかわかることでした。
すげ!流石プロ!
そうだよ、愛車はもう今年で25歳だからね!
中途半端に旧車だ。
あとは、検査ラインに並んでね〜て言われたので、言われた通りこちらへ
先客は1名。
やった!すぐ終わりそう!
と喜んだのも束の間、、、
あれ、みんな居なくなった、、、
そのままポツンとぼっちを発動。
どうやら、15分間の休憩に入った模様。
、、、、
ブザーとともに、またぞろぞろ検査ラインに人が出てきました。
んで、優しいお兄さんが手招きしてくれます。
恐る恐る、検査ラインに突入。
え、これが行政!?てくらい物腰の柔らかい方々が丁寧に車体を検査してくれました。
でも、マフラーの音量規制でドキドキ。
99デジベル以下でないと車検は通りません。
測ってもらったら98デジベルで、ギリギリでした!
こいつ
カーカー、良い音なんですけどね。
これK2は希少価値も高いマフラーですし。
ホッとしつつ、なんとか静穏化できないもんかと、、、
一通り、指示通りの検査を終えて、最後の難関!?
ヘッドライトの光軸検査です。
これ、大体やり直しになる原因の一つです。
バイクは振動などで簡単にずれてしまいます。
しかし、全くもって余裕でした。
実は車検を受ける前に予備検査場なるものが近くにあります。
ここで、1000円ほどで光軸調整などをやってもらえます。
本来ならばここに行ってから車検に挑むのがセオリーかと思います。
二度手間を防ぎ、優しいお兄さん達の仕事を増やさない、つまり車検場の混雑を防ぐ為にも。
FLATは兼ねてから整備はマメにしており、毎月のように車検がきても平気なようにしています。
当然ながら車検とは関係ない箇所の整備も怠らず、事故や故障を未然に防ぐ、予防医学ならぬ、予防整備に努めています。
バイクはとても、自由で楽しい乗り物ですが、やはり危険と隣り合わせです。
一歩間違えば、一瞬で死ねる道具ですし、何より人の命をも奪い兼ねません。
今回車検を受けた400ccとは車体の大きさも性能も大差ない250ccに車検制度が無いのも意味不明です。
(せめて125ccまででは?)
改めて車検を通して、更にバイクを大切にしよう、と清々しい気持ちになれました。
格安で済んだし。
というわけで、是非バイクの車検は、
ユーザー車検をオススメいたします!
浮いたお金で更に整備したりカスタムを楽しめますよ!
自分でできることは自分でやる。
そうやって何事も主体性を持つことで、豊かさて増しますよ!これホント!
※
24ヶ月点検というものがあります。
これには法的な罰則とかはありませんし、受けなくても車検は通りますが、絶対に受けましょう。
これにお金が掛かるのが車検が高くなる原因。
でも、車検場への代行費はユーザー車検にすれば15000円から20000円ほどは削れます。
(バイク屋さんの儲けなんですけどね( ; ; )ごめん)
どんなに整備に自信があっても、やはりプロの目とは違います。
プロの目でも確認、整備してもらうことはバイク乗りの絶対条件です。
DIYと、無責任は違います。
ネットの普及で素人考えがまかり通ったり、プロより知識がある、と自負してる人がどんな分野にも多いですが、、、
毎日それを触り、生業(なりわい)としてる人の智慧に頼るのはとても良いことですよ。
ヤバい整備士もいますが、、、
良い整備士、良いバイク屋、良い仲間を見つけて、良きバイクライフを!